第25回チュニジアラリー、エントリー開始

　今年で25回目を迎えるチュニジアラリーは、パリダカに次いで長い歴史を持つアフリカンラリーとして有名なレースです。FIMクロスカントリー・ワールドチャンピオンシップの第１戦として多くの選手が参加し、毎年総参加台数が200台を越えるほどヨーロッパでは大きなレースとして知られています。各メーカーが新型マシンのテストを始めるのも決まってこのチュニジアラリーからであり、話題も豊富なレースでもあります。

　次回のレース開催日程は2006年4月6日〜16日となることが決定しました。例年通りフランスのニースでのプロローグに続き、豪華フェリーで地中海を渡ってアフリカ大陸北端のチュニスに上陸。チュニジア南部の砂漠で1週間、オアシスや砂丘などアフリカのあらゆる環境を堪能できるコースが用意されています。例年の走行距離は約2000kmほどで行われます。距離と日数はダカールラリーほどではありませんが、アフリカにあるあらゆる路面が堪能できパリダカにある要素がほどんど盛り込まれたコースが用意されています。そのため別名プチ・ダカールとも呼ばれています。ダールラリーを目指すライダーにとってはその練習の場として経験を積むのに最適なレースだといえます。一方、競技としてのレースだけでなく休暇や旅行として楽しむために出場するアマチュア選手も多いためビバークでは、皆和やかでフレンドリーだといえます。

　例年フランスでのプロローグに続き、豪華フェリーで地中海を渡り、チュニジア南部で1週間のステージを行います。エントリーフィーは2月1日までに送金すれば4,250ユーロ。先着申し込み20台までは3,950ユーロとなる得点がついてきます。バイクを日本から送るのではなく現地でバイクを調達するレンタルサービス（サポートつき）を利用する方法もあります。
　さらにレースとは別に自分のペースでレースと平行してツーリングするレイドというカテゴリーも併催されるので自分の技量にあわせてチュニジアを堪能することができるシステムになっています。このチャンスを生かしぜひすばらしい景色やアフリカンラリーの雰囲気を楽しんでツーリングしてみてはいかがでしょうか。エントリー締め切りは3月15日まで。問合せは日本窓口：イークロス・ステーションまで。

問合せは日本窓口：イークロス・ステーション
問い合わせ方法：チュニジアラリー係りまで
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