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五十嵐さん 五十嵐さん
 Rider
 五十嵐吉彦
 age
 41
 Machine
 96XR400R

参加の動機は?

一昨年(97年)オーストラリアソロツーリング。昨年(98年)オーストラリアシンプソンデザートを走って、これ以上のことは単独では生命が危険だと思って帰国しました。
帰国後、UAEデザートチャレンジの記録をバックオフ、ガルル誌上で見て15万弱(今年は20万強に値上がりしていた)のエントリーフィーの安さと、小川修司さんがランツァで完走した記事を見て、通勤やツーリングに使用しているCRM250(97)でも出れるかなと錯覚し、99年の2月頃には、職場全体に今年はUAEに行くよと根回しを始めていました。

参加してみた感想は?

結局、1日目ミスコース。スイ−プされる。2日目、スイ−プされたため休日。3日目、140kmでミッション (2速)に異常発生。10kmくらいは1速3速でだましだまし走りましたが、またまたミスコース、本線に戻ろうとした上りでクラッチをなめてあきらめました。 40過ぎて始める遊びじゃないな。と思いつつも。まったく歯がたたなかったことがちょっと情けない。コースとしては、サンドしかないので、ちょっと飽きのくるコースですがサンドの表情は私が走った短い距離でも多彩でした。

マシンの選択については?

99年のリエゾンの説明会後、マシンを探しましたが新車を用意するお金が無かったので、次善の策で中古を探しました。400は品薄のうえ、国内レースで酷使されたものが多く、結局時間切れで今の車両と成りました。600はツーリングのみの使用のものもあった様です。中古車を選ぶなら、選択については、明らかに間違ったと思いました。やはりマシンは、1に新車、2に自分が新車から乗っている普段のバイク、3にどうしても私のように中古なら、レース未使用のもの。

参加にあたって苦労した点は?

お金が無かったのでマシン探しとレギュレーションで求められるビックタンク、水タンク、マップホルダー、GPSなどの購入です。(マップホルダー、ICOは中古で探しました。)他の部品も中古を探しましたが見つからず新品で購入しましたが、その新品のビックタンク(コック)とGPS(ホルダー)が問題を起こしました。
でも一番の苦労は、職場の休みを取ること。夏休みも取らず。9、10、11月の祝日と公休をすべて集中してようやく参加できました。

レース中に苦労した点は?

レーシングスピードでナビゲーションしつつ走ること。(しかも休まずに)またコマ図を読み、指示どおり走ること。GPSを読むこと。(国内で練習できることも多いのですが、練習不足でした。そして、レースと砂丘の恐怖感にも負けた気がします。

参加費用は全部でどのくらいかかりましたか?

マシン 35万
部品代 30万
工 賃 10万
別工賃(ジェネレーター、水ボトルホルダー)約10万
その他 オイルスペア−パーツなど5万
送料、片道、10万弱、往復20万を予定人間の送料〈航空運賃)9万x2人=18万
滞在中の費用はまだ請求がこないので分かりませんが1日1万かける日数分で息子を含めた、滞在費はまかなえるのでは。(なお、4日分のハイアット、リージェンシーは息子がツインルームに同宿したのですが、今回は電話代室内のビール代などが請求されただけでした。(その意味では,6万円の値上げも高くない気がしますが)
合計で概算ですが土産代、滞在費、現地でのレンタカー、タクシー代など入れると、150万を越えると思います。
かかった費用を考えると、とても来年もう一度チャレンジします。と言いきれないのですが。なんだかこのままでは終われない気持ちです。


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